プログラミング忘備録と日記と時々育児の話

アジャイルとAIに関心を持っているSE。1児の母。エキスパートというよりはジェネラリスト。

プログラマの美徳だけでは未来にススメない

「ベテラン技術者Aさんに中堅技術者Bさんを付けて作業してもらいましたがPMの意図するような情報伝搬は起きませんでした。なぜでしょう? みんなで原因を考えよう!」に対して。
私頭御花畑なので、「2人ともシャイで人見知りだった…?」なんて思ったのですが、大半の意見は「Aさんが自分の技術を出し惜しみした(自分の仕事が取られると思った)」だったので「えぇ…」ってなりました。
でもあるあるだそうで。幸い私は先輩たちからあれこれ教えてもらった経験ばかりなのでピンと来ない…いや、出し惜しみされてたのに気づかなかっただけかもしれませんが…。

 

そんな話をしていて、なんとなく思い出したのが、Perl作った人が言ったらしいプログラマの美徳。なんかふと思い立って原文を読んでみました。

原文こちら https://www.perl.com/pub/1998/08/show/onion.html
以下は抄訳。

プログラマの美徳は怠惰・せっかち・傲慢(=情熱の美徳)
コミュニティの美徳は勤勉・忍耐・謙虚
正反対に見えるこれらのことは実は正反対というわけでもないのです。なぜなら全部同時に実行することができるからです。

これらの美徳は、放棄しなければ、私たちを未来へと運んでくれるでしょう。

プログラマの美徳の方ばかりが一人歩きしている感ありますが、どっちも必要だよってのがPerl作った人の言ってることですね。